美肌づくりに欠かせない「セラム(美容液)」
皆さんは、日々のスキンケアで「セラム」を取り入れていますか?
「化粧水や乳液だけでは物足りないような気がするから、何となく使っている」
「正しい使い方はよく分からないけれど、自己流で取り入れている」…このように、何となく使用している方や「歳をとってから使う」「自分にはまだ必要ない」…と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ニールズヤードの岸波光美ビューティトレーナーに「セラム」に関する、とても重要な基礎知識から、目的別の選び方までインタビューしました。
そもそも「セラム」とは、どのようなアイテムなのか、どのように取り入れることで肌悩みにアプローチできるのか、すぐに使いたくなるようなお話が盛りだくさん。ぜひお楽しみください。
1.セラム(美容液)とは

基本的なスキンケアをしっかり行うことで整えられるのは、肌表面の「乾燥・ごわつき・くすみ」。
肌の深い部分の3大お悩み代表「しみ・しわ・たるみ」に、一番ダイレクトに響くスペシャルアイテムが「セラム」なんです。
何らかのエイジングサインを感じたら、まずは「セラム」を取り入れてみると良いでしょう。
また、継続して使い続けることでターンオーバーのリズムが整い、より良い状態に肌を保てるので、年齢に関わらず日々のスキンケアに取り入れていただきたいアイテムです。
「セラムを使えば乳液は要らないの?」「化粧水とクリームだけではダメなの?」と疑問を持つ方もいると思います。
乳液やクリームと、セラムの役割は違います。
乳液やクリームは肌表面を保護し、うるおいを逃がさないようにするアイテムです。
一方でセラムは、肌に足りない成分を集中してプラスすることで、ダメージをケアし、さらに理想の肌に近づけることができる重要なスキンケアアイテムです。
2.岸波流・セラムの良さを実感するためのキホン

例えば乾燥した土壌を想像してみてください。水を撒いても、なかなか水は浸透しませんよね?
同じことがお肌にも言えるんです。乾燥してごわついた肌は、まず化粧水やオイルでゆるめて柔らかくして“初めて”セラムが、肌のより深い部分に働きかけてくれます。
ですから、まずは土台づくり(水分・油分のバランスが整った肌にしておくこと)がとても重要です。勿論、その前のクレンジング・洗顔も、潤いを残しながらしっとり洗い上げる製品がベストですね。
3.使い方のポイント

まずは通常通り、クレンジングと洗顔を行いましょう。洗顔後の肌は水分を多く吸収する状態になっているので、化粧水をコットンに取りやさしく肌に馴染ませ、土台を整えましょう。ハンドプレスをして、吸い付くようなもっちり感が理想的です。
そして次にセラム。化粧水の潤いが残っている状態で、適量を手に取り肌に伸ばします。同じくハンドプレスをして、丁寧に肌に馴染ませましょう。
最後にクリームを使います。先に塗ったセラムの成分をクリームの油分で蓋をするような状態となり、肌の深い部分*1にしっかり届きます。
年齢を重ねる毎に、肌の水分量と皮脂量は変化し、放っておけば、肌悩みはますます深刻化してしまうことは明らかですよね。
自分にとってベストな状態、健やかな肌を保つためには、今からすぐにでも“エイジングケア*2”を意識することが大切です。エイジングサインは様々ですが、代表的なものをピックアップしてお話しします。
● ファーストエイジングサイン
「乾燥によるくすみ」「ほうれい線のハリ低下が気になる」「ハリ・ツヤがない」
エイジングサインの感じ始めに
確かな実感のハリ集中美容液
フランキンセンス インテンス コンセントレイト

● セカンドエイジングサイン
「フェイスラインのハリ低下が気になる」「深刻な乾燥」「ツヤが失われる」「キメが乱れる」
第2のエイジングサインにフォーカス
引き締まった理想のハリ肌へ
フランキンセンス インテンス リフトセラム

● 紫外線ダメージ
紫外線を浴びることによる「乾燥」「乾燥によるくすみ」「ごわつき」「キメの乱れ」
「ビタミンCチャージ」で集中ブライトケア
ワイルドローズ ビューティセラム

● 番外編
若年層の方は、エイジングサインよりも「皮脂バランス・ホルモンバランスの乱れによる肌荒れ」といった、日々の肌のゆらぎが気になる方も多いようです。
セラムだと重たく感じる場合は、巷で話題のCICA(シカ)にも配合されている「ツボクサ*3」の成分が入った「フランキンセンス フェイシャルセラム」がおすすめです。
ゆらぎがちな肌の、日々のダメージをケア
フランキンセンス フェイシャルセラム

様々な美容成分がギュッと凝縮されたニールズヤードのセラムをご紹介しました。
その時々の肌悩みに合ったセラムを選ぶことで、より効果的に自分の肌環境を整えられます。ニールズヤードの製品は『良い状態を維持する=ポジティブエイジング』を掲げています。自分の肌と相性の良いセラムを取り入れて、肌の状態をブラッシュアップしましょう。
*1 角質層まで *2 年齢に応じたスキンケア *3 ツボクサエキス(保湿成分)

岸波 光美
ニールズヤード レメディーズ
ビューティトレーナー
・英国 IFA認定アロマセラピスト
・AEAJアロマセラピーインストラクター
・AEAJアロマセラピーアドバイザー
スクール講師、ショップマネージャーを経てブランドトレーナーに就任。現在はニールズヤード レメディーズブランドの全スタッフの教育と、オンラインや店舗のイベント、インスタライブで「肌心体」にアプローチするスキンケアメソッドを展開中。