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コラム

(前編)快眠セラピストが伝授!明日が変わる睡眠法【 “快眠”って? 私の睡眠は正しいの?】

睡眠は毎日のことだから、「寝つきが悪い」「すっきり目覚められない」などの悩みがあるとつらいもの。
ぐっすり眠り、毎日を健やかに、幸せな気持ちで過ごすためのヒントを快眠セラピストの三橋美穂先生に伺いました。




三橋美穂先生 快眠セラピスト・睡眠環境プランナー

大手自動車メーカーのデザイン部を経て、寝具メーカーへ転職。2003年に独立。現在は全国での講演活動のほか、ベッドメーカーのコンサルティング、ホテルのコーディネート、快眠グッズのプロデュースなどを手掛ける。
眠りを多角的にとらえたアドバイスには定評があり、『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100(かんき出版)などの執筆書籍や、メディア出演も多数。快眠が世界中に広まり、豊かな心と平穏が満ちることを祈って多方面で活躍中。




Chapter:
前編:“快眠”って? 私の睡眠は正しいの?
後編:就寝前のちょっとした工夫で、幸せな睡眠を




前編:“快眠”って? 私の睡眠は正しいの?

睡眠は、人間の心身の全てに影響を及ぼすもの。
心身の健やかさと美しさを生む良質な睡眠、すなわち“快眠”のバロメーターは、一言でいうと「日中の元気レベル」。
日中、集中力が持続し、疲れを感じることなく、前向きな気持ちで活動できている場合は、「質」のよい睡眠が取れているといえます。

とはいえ、「私の睡眠時間は4時間くらいだけど、元気だから大丈夫!」と安心するのは要注意。
よい睡眠は、「質」と「時間」の2つの要素で成り立つからです。

メカニズム的には、睡眠時間の前半にノンレム睡眠(脳を休める)のうち深い眠りである「深睡眠」をとり、明け方になるにつれてレム睡眠(体を休める)が増えていくことが理想。
それぞれの睡眠をしっかりとるには、目安として約7時間、少なくとも6時間が必要とされています。

十分な時間をかけて脳と体を休め、明日へのパワーをチャージする。
それこそが、本当の“快眠”といえるのです。

※個人差があります



ミニコラム:ショートスリーパーって?

体質的に毎日5時間以下の睡眠で元気に過ごせる真のショートスリーパーは、人口の1%に満たないといわれています。
つまりほとんどの人は、5時間以下の短い睡眠を続けていると、心身のどこかに支障をきたす可能性があるといえるでしょう。



では、“快眠”できていると、どんないいことがあるのでしょうか?

睡眠中は脳が休まるとともに細胞を修復する成長ホルモンが分泌され、体力回復、免疫力アップ、新陳代謝アップなどの効用をもたらします。

さらに、内臓や血管のはたらきをコントロールする、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを整えるのも役割のひとつ。

また、眠っている間には脳が日中の記憶を整理する時間帯もあり、ストレスが解消されて心の余裕が生まれます。
よい睡眠がとれていると、周りの人におおらかな気持ちで接することができるのです。
アメリカの研究では、睡眠不足のカップルはケンカしやすく、仲直りしにくいという報告もあるくらいです。

このように質と時間をともなった“快眠”は、日中の活動だけでなく、健康的な美しさと、
良好な人間関係の土台ともいえるもの。毎日を元気に楽しく過ごすには、
まずは睡眠を見直すことが大切かもしれません。