【アロマとわたし Vol.2】香りのシールドで心地よい空間をつくる。

ピラティスやヨガ、メディテーションでさまざまなクライアントの心と身体を整えているめぐみさん。自身のサポートに欠かせないのがアロマです。日々の暮らしや旅先での、使いこなし術を教えてもらいました。
気がつけば1日中アロマに包まれています。
植物の香りやアイテムは、シチュエーションや目的に合わせて選んでいます。
スタジオでは自然を感じながら心身を解放していただけるように、ウッディなアロマミストを。自分自身の集中力やモチベーションを高めるシチュエーションでは、セッションの合間に手軽に塗れるアロマパルス。
夜のバスタイムは、その日の気分や体調でオイルを選んでいます。リフレッシュしたい時のミントとゆっくりくつろぎたい時のローズは定番です。
上質な睡眠空間の演出には、深い呼吸を誘う柑橘系のピローミストやアロマパルスを使用しています。
アロマパルスをいつも持ち歩いています。
今、使っているのはウーマンズバランスのアロマパルスです。私がヨガで取り組んでいるテーマでもあり、ネーミングにも惹かれました。甘すぎず、ほんのりスパイシーな香りは、自分が女性であることを意識させてくれます。
仕事中は無意識のうちに戦闘モードになり、男性性に傾きがち。そんなとき、ポーチやペンケースにもしのばせて、気分転換をしたい時や落ち着きたい時にクルクル。1日に何度もつけています。最近は口紅より、アロマの数が多いくらいです(笑)。
先日、舞台を観る前に客席でアロマパルスをつけていたら、どこからともなく「いい香りがする」という声が聞こえてきました。自然の植物の香りはまわりの人たちにも届き、幸せをシェアしてくれます。
アロマは瞬発的な香りを放ち、いつの間にか消えていきます。その儚さが人と身近に接する私の仕事にはちょうどいいんです。
アロマは自分を守るシールド(盾)のようなもの。
先月、インドのリシケシへリトリートの旅に出かけたとき、ウーマンズバランスのアロマパルスに助けられました。
初めてのインド、期待と不安で気持ちはソワソワ。雄大なガンジス川を眺めながらいつもの香りに包まれると、心が落ち着くきっかけに。不安が安心感に変わりました。
ホテルでも、いつもの香りに包まれることで朝までぐっすり。枕の違いや時差も気になりませんでした。香りの力をこの旅で再認識しました。
私にとって、アロマは目に見えないシールド。自分を守り、居心地のいい空間をつくってくれるものなのです。
お話を聞いた人:
めぐみさん
Megumi
株式会社MAY代表・I_PILATES オーナー・日本瞑想協会認定・瞑想コーチ・ニーマルヨガコーチ
2011年にピラティススタジオ「I_PILATES」を東京・駒沢に設立。その人本来の輝きを引き出し自然体へと導くメソッドで、起業家、プロアスリート、俳優から厚い信頼を得ている。独自のメソッドを伝えるため、インストラクター育成もおこなっている。瞑想、ヨガの資格も取得し、今後の幅広い活躍が期待されている。