「いつもと違う?」同じ製品でも、色や香りが異なる理由

私たちニールズヤードは、自然療法に基づき、植物の力を活かして<肌・心・体>をホリスティックにケアすることを提案しています。
合成香料を一切使わない、植物から採れたみずみずしい香りは使うたびに心に深く届きます。
すべての製品について自信をもって皆様にお届けしておりますが、時折お客様から「色・香り・テクスチャーがいつもと違う」というお問い合わせをいただくことがあります。
今回は、そんな同じ製品なのに生じる『違い』について、お伝えしたいと思います。
収穫の年によって、植物に生まれる「違い」
スーパーなどに並ぶ季節の野菜や果物を購入する際、規格に沿った大きさや形で揃えられているはずでも、一つひとつに違いがあることに気づくでしょう。
またワインの世界では、毎年変わる気候によってブドウの実の状態が異なり、その影響で出来上がりの味も変化するのだそうです。
植物を原料にしているニールズヤード製品も同じです。
例えばオーガニック農園で栽培している「カレンデュラ」の花は、様々な製品の原料になっていますが、収穫の年によって濃いオレンジ色の花の割合が多くなる時もあれば、もっと薄いイエローの花の割合が多くなる時もあります。
ですが、色の濃淡はあっても「カレンデュラ」であることや、期待する効果にも変わりはありません。
「サステイナビリティ」につながる製品づくり
もちろん原料の植物の影響を受けても、毎日肌に使う化粧品として一定の品質を保つよう工夫して製造しています。
それでも時として、製品の色・香り・テクスチャーが若干異なる場合があることは、自然の恵みをまるごと享受するために「原料をできるだけ純粋なまま活かす」ホリスティックなニールズヤードの製品づくりにはつきもの。
そして何より『自然由来』であることの証でもあります。
さらに言えば、ほんの少しの植物の見た目や香りの違いなどで貴重な原料を無駄にすることのない製品づくりは「サステイナビリティ(持続可能性)」にもつながっていると私達は考えています。
もし、いつもと違う色や香りの製品に出会うことがあったら、少しだけこのことを思い出して、製品を使っていただけたら幸いです。