生まれ変わるブルーボトル

ニールズヤードのシンボルであるブルーボトル。
この鮮やかな青色に惹かれて、製品を手に取った方も多いのではないでしょうか?
実はこのブルーボトルには、創業当時から変わらない自然への愛や感謝が込められています。
遮光性が高く、製品に含まれる新鮮な植物成分の品質を保つという役割を持つほか、
そのほとんどが再利用できる「ガラス製」です。
また、使用済みのガラス容器は全国のショップで自主回収し、資源として循環させる活動に取り組んでいます。今回はその事例をご紹介します。
ブルーボトルの「アップサイクル」と「リサイクル」
アップサイクルとは、不要になった製品や素材を新たな価値を持つ製品に再生することです。
リサイクルが素材を再加工して新しい製品を作るのに対し、アップサイクルは元の素材の形や機能を活かしつつ、新しい用途を見出します。どちらも廃棄物を減らし、資源の効率的な利用を促進するため、環境に大きなメリットをもたらします。
お客様からお預かりする使用済みのガラス容器は、年間で約35,000個ほどになります。
回収した容器は、砂状に加工されて道路や埋め立て地などにリサイクルされているほか、アップサイクルして形を変えて、ショップのディスプレイに活用したり製品として販売しています。
生まれ変わったブルーボトル
■ペンダントライト
ブルーボトルをペンダントライトにアップサイクルし、ショップの照明として活用しています。
お客様やスタッフから「購入したい」という声も上がるほど、素敵なインテリアとして溶け込み、心地よくお買い物いただける空間を演出しています。
■フレグランスカバー
こちらもブルーボトルをアップサイクルして、フレグランスカバーにしました。お手に取ってエッセンシャルオイルの香りをお試しいただけます。
繊細な作りで美しいブルーのフレグランスカバーは、 同じ形は一つもありません。ハンドメイドならではのぬくもりを感じられます。
■ブルーガラスのステージ
こちらは砕いたブルーガラスを埋め込み、ディスプレイ用のステージ(什器)に活用しました。
什器の上にディスプレイされた製品と調和し、サステイナブルな空間を演出しています。
こちらは加工が難しいブルーボトルを1日かけて熱し、成形するため、限られた数しか作ることができませんが、大変ご好評をいただいている製品です。
どちらも山梨の「あしたば硝子工房」にご協力いただき加工しています。
ハンドメイドで一つ一つ個性のある優しい風合いをお楽しみください。
■ブルーグラストレイ(ウッドチップ付き)
使用済みのクリーム用ガラス容器をアップサイクルし、手軽にアロマを楽しめるアロマトレイにしました。
元は容器だったとは思えないころんとした愛らしい形で、アクセサリーなどの小物入れにもおすすめです。
再利用されたブルーボトルたちを、ぜひ店頭やオンラインショップでチェックしてみてくださいね。