【アロマとわたし Vol.3】気持ちを切り替えるときに、2つの香りを使い分けています。

看護師の経験と植物療法士の資格を持つsayuriさん。この春から小学校1年の息子さんの子育てと仕事を両立しながら、忙しい毎日を送っています。最近、あらためて気づいたのが自律神経を整える「呼吸の大切さ」です。sayuriさんから簡単にできる気持ちの切り替え法を教えていただきました。
ホッとした時間を過ごすときに「リラクセーション」。
緊張したり、集中すると呼吸が浅くなっていたり、無意識に止めていたりすることはありませんか? そんなとき実践しているのが深呼吸を3回する3ブレスです。
仕事中、気持ちをホッとゆるめてリラックスした時間を過ごしたいときに使っているのが「リラクセーション」のアロマパルスです。ゼラニウムやラベンダー、フランキンセンスの香りは深呼吸をして「あ〜、いい香り」と思わず声が出てしまうほど(笑)。
寝る前は、首筋から肩にかけてなでるようにアロマパルスをコロコロ。安らぎの香りに包まれ、幸せな気分のまま夢の中へ。
ランチ後は「パワー」でやる気スイッチをオン!
香りはピンポイントに塗布することで、植物のエネルギーをチャージするような素晴らしさがあります。
仕事のとき、ポケットにしのばせているのが「パワー」です。ランチタイムのあと、眠くなる前にこめかみにクルクル塗って深呼吸。摘みたてのラベンダーやローズマリーは気分がスッキリとし、 “やる気スイッチ”をオンに切り替え、もうひとがんばりしようと思ったタイミングで使っています。
リップクリームほどのサイズのアロマパルスは持ち運びしやすく、サッと使えるのも習慣化しやすいポイント。天然の精油は良い意味で香りが残らない特徴があり、場所を選ばずいつでも使用できる相棒のような存在です。
自分のためにケアをしているという充実感を手軽に得られるのも、アロマパルスの魅力だと思います。
子どもとのスキンシップタイムにも
「ぼくが塗ってあげるね、任せて!いいにおーい♪」。
お休みの日にアロマパルスを使うときは、こんな会話に包まれて親子でご機嫌な時間を過ごしています。
最初は「なにを塗るの?なんで塗るの?」と質問の嵐だった息子。
「ママね、これを塗るとすごく気持ちよくてゆったりできるんだ〜」と伝えてからは、首肩のケアは協力してもらっています。
息子に塗ってもらうとリラックス感も一層、高まる気がします(笑)。何より、昼間仕事をしている私にとって、このスキンシップはかけがえのない時間です。
子どもに自分でできるセルフケアとモノやヒトの力を借りてケアすることの大切さを、小さいうちから伝えていきたいです。
アロマパルスは、そんなコミュニケーションツールとしても活躍してくれました。
お話を聞いた人:
さゆりさん
sayuri
植物療法士・看護師
大学病院や国立病院で看護師として13年勤務経験を持つ。コロナ禍を経て、自身が体調を崩したことをきっかけに西洋医学に加えて東洋医学と自然療法を学び、植物療法士の資格を取得。健康寿命や予防医学を新しい角度から着目し季節の不調ケアや医食同源、ハーブの講座をワークショップなどで展開している。将来的に地域の保健室のような居場所を作ることを目指し、「irori-白魔女の保健室」を2024年に立ち上げ活動中。インスタグラム @irori.wwi