100年後も美しい世界へ 100年後も美しい世界へ

Sustainable Future 100年後も美しい世界へ

私たちニールズヤード レメディーズは1981年の創業以来、サステイナブルかつ倫理観に則った製品づくりを徹底しています。

私たちが初めてソイルアソシエーション認定製品を作り、世界初のCO2に配慮したカーボンニュートラルなブランドとなり、そして今も、この美しい世界で地球や人々が豊かに過ごすことができる道を探求し続けています。

ここでは、様々な環境問題に対する私たちのエココンシャスな活動をご紹介します。
自然の恵みに感謝し、世界に住む人々の暮らしを支える取り組みです。

Our Sustainable Activities 私たちの活動

評価に表れる私たちの姿勢

排出したCO2に責任を持ちます

地球温暖化に配慮します

再生可能エネルギーの選択

主成分は”オーガニック”

命の重さは、動物も同じ

ミツバチを守ろう

ごみが減れば地球は良くなる

プラスチックも循環型へ

生物多様性を守る

”パッケージ”で森を守る

プラスチックのない海へ

水資源を有効活用

評価に表れる私たちの姿勢

ニールズヤードでは、企業としての在り方や活動も自主基準ではなく、第三者機関の定めた基準をクリアしてこそ、お客様に安心・信頼していただけると考えています。

例えば買い物をするとき。 「これは有機栽培された野菜です」と栽培した人が主張するだけなく「この野菜は確かに有機栽培品です」という有機認定団体のお墨付きがあったほうが、より安心ではないでしょうか。

英国には企業活動の倫理性(エシカル)を監査する Ethical Company Organisation という団体があり、ビューティ産業に対しては動物実験をしていないか、遺伝子組み換え成分を使っていないか等の項目を厳しくチェックし、ブランドのエシカル度を判定しています。ニールズヤードはこの監査で100点満点の評価を受けました。

また、企業として「社会的責任を果たしているか」「公正な取引を行っているか」を精査する国際的認証システムの For Life と Fair for Life の二つの認定も受けています。

ニールズヤードは、これからも独立した第三者機関のチェックを受けながら、エシカルな製品作りに努めていきたいと思います。

○ その他第三者機関を通した認証ロゴに関してはこちら

排出したCO2に責任を持ちます

ニールズヤードでは2008年から毎年、企業活動において排出された同じ量、二酸化炭素を吸収できるようなオフセット活動を継続し、カーボンニュートラル(二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナスゼロ)を維持しています。マダガスカルでのマキラ森林保護プロジェクトはオフセット活動の一つです。

こうした取り組みは、生産活動において二酸化炭素の排出量と吸収量のバランスをとっている企業に与えられる「Carbon Neutral ®/カーボンニュートラル」認証に反映されました。英国のハイストリートに出店している小売企業では、ニールズヤードが初めての認定ブランドです。

エコロジカル・フットプリント*の数値、つまり環境に与える負荷をできうる限り抑えながら企業活動をすることは、サステイナブルな未来を築いていく上で欠かせません。
ニールズヤードは今後も、地球にやさしい道のりをたゆまず模索しながら歩んでいくブランドであり続けたいと思います。

* 食料生産のために必要な土地や牧場の面積、二酸化炭素の吸収に必要な森林の面積など、生活に要する地球資源の消費量を計算する方法。

地球温暖化に配慮します

ニールズヤードでは、目標実現のため「二酸化炭素を排出された分吸収する」という考え方のカーボンニュートラルだけではなく「二酸化炭素の排出量そのものを減らすこと」の取り組みにも着手、科学的根拠に基づいて二酸化炭素排出量の削減目標(SBTイニシアティブ*)をたてています。

具体的には、2025年までに2010年度対比で47%、2050年までに同年対比87%の二酸化炭素削減を目指しています。その結果、2018年は19%の削減を実現しました。

現在温暖化の原因の一つは、人間の活動により二酸化炭素の濃度が上昇している事と言われており、国連は「気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ最大でも2度未満に抑える」という目標を掲げています。

ニールズヤードではこれからも可能な限り地球温暖化に配慮した運営を行っていきます。

* Science-based Targetsの略称で、日本語では「科学的根拠に基づく目標」。

再生可能エネルギーの選択

英国ドーセット州にあるニールズヤードのエコファクトリーには700㎡にも及ぶソーラーパネルを設置し、必要電力の5%以上を自家発電でまかない、100%英国産再生可能エネルギーの供給会社からの電力に上乗せしています。英国国内ショップでは100%再生可能エネルギー由来の電力やガスを採用しています。

私たちが最も多く消費しているエネルギーは、石油や石炭、天然ガス等の化石エネルギーです。地球に限りある燃料資源でいつかは使い果たされてしまう上、温暖化の一因である炭素も排出されます。そこで、自然界にある太陽光や風力、バイオマス等を利用した、くり返し使える「再生可能エネルギー」を使うことが、持続可能な選択肢となります。

日本では、表参道本店をエコロジカルな自社ビル「グリーンスクエア」に構え、100%再生可能エネルギーを使用し運営しています。さらに、社内スタッフへ向けて自宅の電力についても再生可能エネルギーに変更可能なプランを提供、有志が参加しています。

二酸化炭素の排出量を抑えるだけでなく、大気汚染の減少にも大いに貢献する再生可能エネルギー。環境に負荷をかけない、ニールズヤードのものづくりを支えてくれています。

主成分は”オーガニック”

ニールズヤードが使用している植物原料*1の 92%*2がオーガニック認定を受けており、また、遺伝子組み換えされた原料は一切使っていません。
有害な農薬が使われていない、ということは栽培やエキスや精油の抽出に携わる農家や生産者にも安全であることも意味します。

地球にも、そして使う人にも優しいオーガニック製品。
オーガニック栽培された植物原料には有害な農薬は使われておらず、天然の抗酸化成分、ビタミン、ミネラルが含まれています。

原料が育ち、製品ができるまでの長い道のりの、どの工程でも地球と人にやさしく健やかであることを叶えてくれるオーガニック。創業時からのニールズヤードのこだわりです。

*1 オーガニック認定団体COSMOSの規定で定められているもの
*2 重量比

○ オーガニックにこだわる理由について詳しくはこちら

命の重さは、動物も同じ

ニールズヤードは、1981年の創業時より「原料」にも「完成した製品」にも動物実験を行っていません。

安全性の確認はボランティアの方々の協力を得て行っています。残酷な動物実験の廃止を訴え続けている動物愛護団体 Cruelty Free International からは、動物実験を行っていないこと、そして Humane Cosmetics Standard* の基準に則っていることが認められ、動物実験をしていない企業として認定されました。
そして、世界的に活動をしているアメリカの動物権利運動団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」にも動物福祉に取り組む姿勢を認められ、動物実験をしていないブランドリストに掲載されました。

化粧品を安心してお使いいただくためには、安全性のテストを行わなければなりません。そのために化粧品業界で一般的に行われていたのが動物実験です。しかし、動物を犠牲にして生まれる製品では、心から気持ちよくお使いいただくことはできないというポリシーのもと製品づくりを行っています。

日本では、アニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロを目的とする一般財団法人と協力し、売り上げの一部を啓蒙活動に寄付する活動を行っています。

○ 日本での動物愛護活動について詳しくはこちら

* Cruelty Free Internationalの前身団体「BUAV」が定めた人道にそった化粧品、トイレタリ、パーソナルケア製品の基準

ミツバチを守ろう

2011年に起ち上げたニールズヤードの「Bee Lovely キャンペーン」は、Bee Lovelyシリーズ製品の売り上げの一部をみつばちの生態保護のための活動に寄付するキャンペーンで、みつばち保護運動の先駆けとなりました。

化粧品原料としての植物はもちろん、私たちの食物となる作物種などの受粉媒介を担ってくれているみつばちが激減しています。英国においては、ここ50年でみつばちの種類が半減し、1930年代に比べ、野生の花々は97%も失われたといわれています。

ニールズヤードでは、2018年までの寄付金額は£120,000(約17,000,000円)となり、今後もこの寄付活動を続け、2020年までに5千万匹のみつばちの生態をサポートしたいと考えています。

また、このキャンペーンを通してみつばち減少の原因ともいわれる農薬、ネオニコチノイドのEU全域での使用禁止を求める12万人以上の嘆願署名を集め英国首相官邸に提出、ネオニコチノイド使用禁止法成立にも貢献しました。

この他、みつばちを助ける方法としてオーガニック栽培の支持が挙げられます。オーガニック栽培は受粉を仲介する生物の生物多様性を50%より高く保護するといわれています。ニールズヤードは、製品原料にオーガニック栽培された植物を採用することで、より多くのみつばちを守っていきたいと考えています。

○ みつばちの状況について詳しくはこちら

ごみが減れば地球は良くなる

英国企業の一員として、ニールズヤードも「Zero Waste to Non-Hazardous Landfill by 2020(2020年までに無害であっても埋め立て処理ごみを出さないようにする)」という目標を掲げ、日々の活動の中で、

  • Reduceーごみを減らす
  • Reuseー再使用する
  • Recycleーリサイクルする
  • Recover energyーエネルギーに変えて回収する

の4Rを心掛けています。スタッフが飲むオーガニックハーブティの‘茶殻’も、本社エコファクトリーにあるハーブガーデンの肥料にできるので、ごみにしません。

英国では長年、ごみを分別せずに丸ごと埋め立て処理をすることが主流であったため、埋め立て用地の飽和や環境への影響等が社会問題となりました。廃棄物を埋め立て処分場に送る代わりに、できる限りごみにならずに済む方法を考慮し、ごみが出る場合はエコフレンドリーな形で処理することを、国を挙げて推進しています。

「ごみを出す」という行為は、埋め立てにしても燃焼にしても、地球に負担をかけることになります。英国の社会問題の解決のためだけではなく、地球のためにも「4Rの知恵」を使いながらごみを減らしていきたいと思っています。

プラスチックも循環型へ

ニールズヤードは、使ったら捨ててしまうだけの “一方通行のライフスタイル” ではなく、捨てられるものを回収して再生したり再利用する“循環型“、つまり、モノや資源のライフサイクルを無駄なく使ったり、長くできたりするライフスタイルを目指しています。

そのため、使い捨てプラスチックやリサイクル品ではない素材、1回しか使用できないパッケージ等は最小限にとどめています。

例えばヘアケア製品やシャワージェルなどに使われているプラスチックボトル。これらのほとんどは、1度使用されリサイクルされたプラスチック素材(再生プラスチック素材)のみで、できています。英国プラスチック協定*1の目標達成のため、2025年には全てのプラスチックボトルを、回収しリサイクルされた再生プラスチック素材のボトルに変更することを目指しています。

また、日英共に行っているブルーボトルのリサイクルやアップサイクル*2も、循環型ライフスタイルを目指す活動の一環です。

○ ブルーボトルのリサイクルについてはこちら

*1 英国の環境保護団体 WRAPが制定。
*2 使用され回収された廃棄物や使われなくなったものを、別の形や用途にして生まれ変わらせること。

生物多様性を守る

ニールズヤードでは、World Land Trust*1と協働し森林保護活動を行っています。また、マダガスカルの森林減少を防止し、キツネザルやカンムリワシといった絶滅危惧種の保護活動を推進している「マキラプロジェクト」を、カーボンオフセット*2を通して支援しています。

人類を含め地球に棲んでいる生き物は、およそ3,000万種。たくさんの種類の生き物が1つの地球で暮らしていくために、絶妙なバランスで支えあって生きています。
この生物多様性の維持のためには大気に排出された二酸化炭素の吸収だけではなく、多くの種の棲みかである森林を守ることも非常に大切です。

2018年、 World Land Trust*1 との協働を通して守った貴重な森林資源は100万m2以上に及び、「マキラプロジェクト」を通しては10万m2以上の森林保護に寄与しました。 創業者、ロミー・フレイザーが起業に掲げた理念は、「自然と共生しながら人々が活き活きと健康に生き、心身のみならず自然環境をも向上させていくこと」でした。生物多様性を守ることは、創業当時からのニールズヤードの大切なミッションであり続けています。

*1 世界各地で自然保護地を作り、メガネグマなどの絶滅の危機に瀕した野生動物やその生態系を守るために活動している英国の環境保護団体
*2 日常生活による二酸化炭素の排出を相殺するために、植林や自然エネルギーの利用などの二酸化炭素削減活動をすること。

”パッケージ”で森を守る

ニールズヤードで扱っている紙素材はすべて、森林減少・劣化に歯止めをかけることを念頭に、すべて FSC®*1やPEFC認定*2をうけたものを選んでいます。これらの認定は資源となる森林が厳格に管理され、加工流通の管理も徹底されていることを示しています。

また、製品の外箱やギフトボックスには、貴重な生態系を守るために活動している環境保護団体 World Land Trust を通し、カーボンバランスの取れた紙(リサイクル原料や再生可能エネルギーを用いて製造された紙)を採用することで、環境への負荷をさらに低減化できるように努めています。

日本においても同様にFSC®認定を受けた紙素材を選び、さらに VEGETABLE OIL INK(植物油インキ)を使用することで、森林劣化に配慮した印刷物を制作しています。
今後もすべての紙素材やカードは100%サステイナブルに原料調達、加工されたものを、可能な限り採用していきます。

*1 FSC:Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)森林認証基準は世界共通
*2 PEFC: Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes)森林認証基準は各国・地域で作成。それらを相互承認している。

プラスチックのない海へ

プラスチックによる海洋汚染が、ここ数年、国際的に問題視され関心が高まっています。

ニールズヤードでは創業以来、スクラブ剤として洗顔料など多くの製品に使用されている有害な「マイクロプラスチックビーズ*1」を使用していません。代わりに使い続けてるのは、杏子やローズヒップの種子を砕いたもの、米粉など、天然由来のスクラブ素材。
その先進性が評価され、ニールズヤードは英国ブランドとして初めてプラスチックを一切配合していないことを証明する「Look for the Zero*2」のロゴ表示の認証を受けました。

また、複数の環境保護団体と協働し、化粧品へのマイクロプラスチックビーズ使用を全面禁止する法の制定を英国政府に働きかけたり、使い捨てプラスチックボトルの使用を減らすためのリフィルスキーム*3に参画したり、プラスチック削減に向けて様々な活動に取り組んでいます。

日本ではプラスチック消費量に対する啓蒙活動や、環境省主催の海ごみ清掃活動に参加。他にもプラスチックボトル飲料の代用となるタンブラーや、エコバッグの促進、スパチュラの金属化、店頭ではプラスチック袋を使用した包装を最小限に抑えるなど、プラスチックを削減する様々な取り組みに勤しんでいます。

○ マイクロプラスチックビーズについてくわしくはこちら

*1 スクラブ剤として洗顔料などに使われているプラスチックの非常に小さな粒子で、洗顔やシャワーの際に下水道に流れ、処理しきれなかったものが海へ流出していると言われており、海のゴミとなるだけでなく、その微粒子を魚介類が餌と共に摂取していること、さらにその海産物がわたしたちの食卓に並ぶ可能性も懸念されています。
*2 Plastic Soup Foundationが、キャンペーン活動「Beat the Microbeads」で制定したロゴ
*3 ペットボトルの需要を減らすため、水筒を持ち歩いて、必要な時にリフィルスキーム加盟店舗で水道水を補充する。加盟店舗(water station)にはそのマークがついている。

水資源を有効活用

水資源には限りがあり、安心して使い続けるための設備や工夫も必要だという考えのもとニールズヤードのエコファクトリーでは、水循環システムを導入しています。

使用した水を処理し捨てるのではなく、毎年最大100万リットルの水をリサイクルしています。工場排水や雨水をトイレの洗浄水といった中水利用に充てることで、私たちが使う水量の10%ほどがまかなえます。製品生産量が増加しても、この10%は維持することを目標に掲げています。

さらに、エコファクトリー内の蛇口には節水機器を取り付け、日々消費する水量も節約しています。
また、海外生産者のために安全な水をいつでも使える様にするための活動を行っています。最近では、ケニアのティートリー精油の生産者が雨水を貯め有効活用できるよう、雨水収集用のタンクを設置しました。

私たちは環境に配慮し、エココンシャスな取り組みを牽引する国際的なブランドですが、その立場に奢ることなく、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指しています。
また環境・社会・経済面においてもサステイナブルだと考えられるオンライン上の取引にも前向きに取り組み、さらなるサステイナブルな環境づくりへ挑戦し続けます。